１０月１日（金）から５年生、４日（月）から６年生のミシン指導補助ボランティアが始まりました。

　例年は、６年生の製作が終わってから５年生がスタートというように、学年をずらして授業が組まれていましたが、コロナ感染拡大を受けて、ミシンを使う授業が先送りされたため、２学年同時の学習となりました。今月は午前中の授業にほぼ毎日ボランティアさんが来校してくださる予定です。初めてミシンを操作する５年生は各クラス４回ずつ、そして、昨年学習している６年生は、各クラス２回ずつ支援していただき、それぞれエプロンとナップサック作りに取り組みます。

　当初、コロナ感染の関係で思うように人を集めることができませんでしたが、多い方は９回も学年を越えてご協力くださったり、「２回のワクチン接種が終わったから行くよ！」と卒業生の保護者の皆さんが快く応じてくださったり、また、在校生の保護者の声掛けで、来年度入学予定の子どものお母さんも一足先に小学校のお手伝いに来てくださったりするなど、各回２〜４人のボランティアさんを無事お願いすることができました。

　ボランティアさん達は、先生の説明を子どもたちに負けないくらい真剣な表情で聞き、作り方のアドバイスと安全の見守りをしてくださっています。特に、不調を訴えるミシンの調整をしていただけるのが心強いです。今年度は、衛生面にも配慮して、自分の裁縫道具を持参してくださる方もいました。活動後には、その日の授業を振り返って、熱く情報交換をしてくださる様子に頭が下がります。

　緊急事態宣言が解除され、感染者数が落ち着いてきているとは言え、ソーシャルディスタンスの確保を意識し、その分、心の距離はより近く寄り添いながら、子どもたちの作品作りの応援をしていただけたらと思います。

　多くのボランティアさんの笑顔が中田小に戻ってきて、中田小学校応援団の日常が少しずつ戻ってきたことも嬉しく感じています。